SAKEリーマンの節約・財テク術

SAKEと旅行をこよなく愛する平凡リーマンが、食費と旅行費を捻出するために行う懸命な節約と財テク術をご紹介します。

投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~通貨ペアの特徴編②~

こんにちは。
今回はFX取引時における外国通貨同士の通貨ペアの特徴について簡単に説明します。

日本通貨を基本とした通貨ペアの特徴については、前回も少し触れました。

投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~通貨ペアの特徴編①~

 

FXでは、自分で持っていない外国通貨を基本とした取引もできるのが魅力です。
例えば、米ドルを持っていなくても、米ドルでユーロを買うといったポジションを持つことができます。

円の先行きが読みにくい時など、外国通貨同士の通貨ペアでの取引を検討するのもお勧めとなります。

 

 

〇ユーロ/米ドルの通貨ペア

世界3大通貨のうちの2つの通貨同士の取引ですから、取引量がダントツで多く、値動きが比較的安定しています。

米ドル/円と並び、初心者が始めて取引を始める通貨ペアとしてお勧めです。
取引量が多いことからスプレッドも狭めに設定されていることが多く、低コストで取引できます。

なお、ヨーロッパ経済圏は、思っている以上に中国経済との結びつきが強いため、中国の経済動向がユーロ相場に強く影響を及ぼすことを覚えておくと良いです。


〇ユーロ/ポンドの通貨ペア

ヨーロッパ統一通貨のユーロとイギリスの通貨ポンド。
地理的にも経済的にも非常に結びつきが大きい両通貨ですから、レンジ相場を形成することが多く、どちらかが一方的に上げ(下げ)続けるということが比較的少ない印象です。

レンジ相場を形成することが多く、先進国同士の通貨ペアですから比較的安心して取引できます。
ただし、ブレグジットや欧州域内紛争等、経済に大きな影響を及ぼすニュースには注意を払う必要があります。


〇豪ドル/NZドルの通貨ペア

オーストラリアとニュージーランドの通貨ペアです。
ユーロ/ポンド以上に地理的・経済的結びつきが多い両国ですから、同様にレンジ相場を形成することが多いです。
ただし、取引量が少なく、スプレッドが比較的大きく高コストとなってしまうことと、この通貨ペアを扱っている証券会社も少ないのが欠点です。

ご興味ある方は松井証券等で取り扱いがあるので御覧になってください。

 


その他、数多くの通貨ペアが選択できるFX取引ですが、上記に挙げたような先進国通貨同士の取引が初心者にはお勧めです。
上記以外でも、例えばユーロと豪ドル、米ドルと豪ドル等の通貨ペアもあります。

後進国通貨(トルコリラ等・・)は、急激な相場動向で大きな損失を被ってしまうこともあり、初心者にはお勧めできません。
私も痛い目を見たことがあります。。

・・いかがでしたでしょうか。FX投資に関しては、セミナーや資料請求も無料でできるものがいくらでもあるので、初心者の方はこういうものも是非お試しください!

 

ある程度の知識を身につけたら、まずは証券会社口座を開設して、少額から取引してみましょう。

 →投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~証券会社の選定編~

 

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投資は無理なく、自己責任でお願いします!

投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~通貨ペアの特徴編①~

こんにちは。
今回はFX取引時における各通貨ペアの特徴について簡単に説明します。

通貨ペアの選定については、以前も少し触れました。

投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~通貨ペアの選定編~


その中でも基本的には先進国通貨同士の通貨ペアを選択することが良いと述べましたが、初心者の方は特にドル、ユーロ、ポンドといったメジャー通貨を選択するのが良いでしょう。
今回は円を基軸とした通貨ペアの特徴についてそれぞれ解説していきます。

 

 

〇米ドル/円の通貨ペア

日本でFXを行う方は、大抵この通貨ペアから始めることでしょう。

この通貨ペアを選択するメリットは以下の通りです。

・ドル/円相場は、一般のニュースでも良く取り上げられており、情報量が豊富に手に入る。

・取引量が多いため、証券会社の競争も激しい。そのためスプレッドが狭く、低コストで取引できる。

・相場が比較的安定している。

かくいう私もFXはこの通貨ペアから始めました。
円高時代(1ドル=80円程度)には為替ニュースが連日ニュースで騒がれ、「絶対これから円安になるだろ」という、半ば確信があったからです。

情報量が豊富に手に入るというのは、FX取引をするうえで意外と大事な要素です。


〇ユーロ/円の通貨ペア

ヨーロッパの統一通貨ユーロも米ドルに次いで取引量が多く、米ドル同様に人気の通貨ペアだと思います。

米ドルほどではありませんが、スプレッドも比較的狭く、低コストで取引できるので、何らかの理由で米ドル相場が読みにくい時には次の選択しとしてお勧めできます。

なお、ヨーロッパでは近年は低金利政策をとっているため、ロングポジション(ユーロ買い)をとる場合は、スワップポイントがマイナスになることもあるので、その点は注意が必要になります。


〇ポンド/円の通貨ペア

先進国通貨ではあるものの、比較的ボラティリティ(価格変動幅)が大きい通貨がイギリス通貨のポンドです。

米ドルやユーロに比べるとスプレッドが広く、少し手が出しにくい感がありますが、ボラティリティが大きいので、一気に利益を出しやすい通貨ペアとも言えます。(損失が出る時も大きくなりますが・・)

いきなり手を出すよりは、米ドルやユーロの取引である程度経験を積んでから取引してみることをお勧めします。

 

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投資は無理なく、自己責任でお願いします!

投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~外貨預金とFXどちらを選ぶ?~

こんにちは。
今回はFXと外貨預金の違いについて簡単に説明します。

 

私は超円高が進んでいた2012年ごろ、米ドルの外貨預金を始めたことから転じてFXに興味をもち、今ではFXに一本化しています。

そこに至るまでの考え方を以下で説明していきます。

 

目次

 

〇外貨預金での稼ぎ方

外貨預金で稼ぐ方法は、以下の2つです。

円高の時に外貨預金を行い、円安になった時に払い戻すことで為替差益を得る方法(キャピタルゲイン
・日本よりも金利の高い国の通貨で預金することにより、金利を得る方法(インカムゲイン

 

キャピタルゲインインカムゲインで収益をあげられるのはFXでも同様です。
FXでも為替差益を得ることができ、スワップポイントという2国間の金利差によるインカムゲインを得ることが可能であることは以前説明しました。

 → 投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~基本用語編~

 

そうすると、外貨預金を行うべきか、FXを行うべきか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
特に、「FXはギャンブルみたいなものだ」と思われている方にとっては外貨預金の方がなんとなくハードルが低いように思われるかもしれません。

しかし、FXの方が条件は有利なものと個人的には考えております。


〇スプレッドの違い

外貨預金を行う場合、預け入れる時と払い戻すときのレートが違います。
円で米ドルの外貨預金を行う場合を例にとってみると、例えば、1ドル=100円のレートで預け入れた外貨預金を同じタイミングで払い戻すと1ドル=99.5円のレートで払い戻されるといった具合です。
預け入れるだけで0.5円は損することになりますが、これは銀行の手数料みたいなものだと思ってください。
レートについては銀行によって異なりますが、最も安い米ドルでも1ドルあたり0.5円~1円程度はかかります。

 

FXでもスプレッドと呼ばれる証券会社の取り分となるレート差があることは以前説明しました。

 

ただ、上記の外貨預金の場合と比べると圧倒的にその差が小さいです。
米ドルの場合、1ドルあたり0.2銭、つまり0.002円です。

このスプレッドの違いだけをとってみてもFXが圧倒的に有利です。


〇外貨預金をするならFX口座を開設してFXを!

スプレッドの違いからFXをお勧めしましたが、それ以外にもFX口座であれば、世界中で相場が動いているので平日の24時間いつでも取引が可能です。


外貨預金の場合、高金利を狙うなら定期預金がメインとなりますが、これはあらかじめ6か月、1年、2年等と期間を決めなければいけません。
正直、6か月後、1年後に相場がどうなっているかは読める人は世の中誰もいないと思いますので、「せっかく1年待って利息収入を手に入れたけど、円高になったので結局損した・・」ということも大いにあり得ます。

その点、FXは任意のタイミングで取引が可能ですから、「6か月くらい米ドルを持っておくつもりだったけど、急に円安が進んだから今決済しよう!」という機動的な対応が可能です。

 

以上から、外貨預金を考えている方は、ぜひFXも選択肢に入れることをお勧めします。

 

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投資は無理なく、自己責任でお願いします!

 

投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~レンジ相場活用編~

こんにちは。
今回はレンジ相場とトレンド相場について簡単に説明します。

〇レンジ相場とトレンド相場

レンジ相場は、レートが一定の幅で上昇と下降を繰り返して推移する相場のことです。
(イメージ: ↗↘↗↘↗↘)

先進国同士の通貨ペアでは、レンジ相場を形成することが多いです。
米ドル/円の例では、ここ数十年1ドル80~120円前後で上昇・下降を繰り返していると思います。
(2022年9月現在、歴史的円安で140円台となっていますが・・)

 

これに対してトレンド相場は上昇または下降一方向に推移する相場です。
例えば、新興国通貨などでは、急激な物価上昇や通貨の信用不安等によって、一方的に下降し続けることがあります。

また、先進国同士の通貨ペアでも経済・社会情勢・金融政策等により、一定期間トレンド相場を形成することがあります。


〇レンジ相場のメリット・デメリット

レンジ相場の場合、相場が安定している反面、値動きが小さく、大きな利益を出しにくい特徴があります。

一気に稼ぎたいのであれば、トレンド相場を狙う方が向いていますが、相場の見極めが大事です。
レンジ相場が崩れた(ブレイクした)際には、急激にトレンド相場に転換することもあります。


〇私の取引方法

私は、まずキャピタルゲイン狙いでエントリー(新規取引)を行い、相場が逆に振れたら建玉を維持してスワップポイントを日々受け取りながら、相場が想定通りに戻るまでじっと耐える戦略をとっています。

 

こういった戦略のときに狙いたいのがレンジ相場となります。
「相場が狙いと逆に振れても、待っていればいつか戻るだろう」と心の安定を保てるからです。

経済・社会情勢が安定している先進国通貨同士の通貨ペアではレンジ相場を形成しやすいと先に述べましたが、特に経済の結びつきが深い国同士の通貨ペアではレンジ相場を形成しやすいです。


具体的には、以下のような通貨ペアです。

・ユーロ/ポンド
・豪ドル/NZドル

 

豪ドル/NZドルは扱っている証券会社が少なく、その分スプレッドが広くなりがちですので、私はユーロ/ポンドの取引を頻繁に行っています。

2022年現在、イギリスの政治・経済はやや混乱気味で、ヨーロッパはウクライナ情勢の影響を大きく受けるので注視は必要ですが、頑張りたいと思います!

 

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投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~基本用語編~

こんにちは。

今回は、FXで利益を出すために最低限必要となる用語とそれに関連する知識をご紹介します。

 

目次

 

スワップポイント

以前にも触れましたが、通貨ペア間の金利差により発生する利益(または損失)のことです。


金利通貨である円、ユーロ、スイスフラン等で高金利通貨であるポンド、オーストラリアドル等を買った場合に、その金利差を毎日受け取ることができます。
逆に高金利通貨で低金利通貨を買った場合は、損失となり毎日金利差を支払うことになります。

 

私の投資スタイルでは、このスワップポイントが重要となることは先に述べました。

投資素人が独学で200万円稼ぐ FX投資の体験談 

 

また、証券会社によってスワップポイントの額は大きく違う場合があるので、よくチェックしましょう!

投資素人が独学でFXで利益を出した方法 ~証券会社の選定編~

この記事にもありますが、松井証券スワップポイントが業界最高水準でお勧めです。

 

レバレッジ

FXと外貨預金の大きな違いが、FXではレバレッジをかけられるという点です。

外貨預金では、1ドル=100円の時に1万ドル購入するには100万円が必要になります。

 

FXでは、現に100万円保有していなくても証拠金(損失が出た時の保証金)さえ用意していれば、1万ドルの取引ができます。てこの原理と言われるものです。

例えば、レバレッジを最大の25倍までかけると4万円の証拠金さえあれば1万ドルの取引ができるのです。

 

ただ、レバレッジを高くしていると、相場が想定と逆に振れて損失が出た際にすぐロスカットされてしまうので、高くしすぎるのは禁物です。

初心者のうちは3~5倍程度に抑えておくのが良いでしょう。
(1万ドル取引するなら30~50万円は最低用意した方が良いと思います。)


私も初心者の域を脱していないので、そのくらいにしています。

 

ボラティリティ

ボラティリティとは、相場の値動きの変動幅・率のことです。
値動きが大きければ、大きな利益を短期間で狙える半面、その逆で損失が出る時もスピードが速いです。

 

・通貨ペアによるボラティリティの違い
先進国通貨の中では英ポンドが比較的ボラティリティが大きいと言われており、逆に米ドルは比較的安定しているのでボラティリティは小さい傾向にあります。

新興国通貨の取引はあまりお勧めしないと以前記載しました。
先進国に比べ社会・経済情勢が不安定ですので、ボラティリティが大きい傾向にありますので、十分注意が必要です。

 

短期で大きな利益を狙うのか、はたまた比較的安定して長期的な利益を狙うのか、ご自身の投資スタンスにあった通貨ペアを選択するようにしましょう。

 

・取引時間帯によるボラティリティの違い
通貨ペアの他、取引時間帯でもボラティリティは変わってきます。

 

世界の主要市場は東京・ロンドン・ニューヨークですが、
それぞれ日本時間で9~15時、16~24時、22~翌6時に取引が行われています。

このうち、ロンドンとニューヨークで同時に取引されている時間帯である、22~24時が一番ボラティリティの大きな時間帯です。
勝負をかけるなら、帰宅後、この時間帯です。

 

いかがでしたでしょうか。

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投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~通貨ペアの選定編~

以前の記事では、大まかな私のFX投資スタイルをご紹介しました。

 

その中で、相場が自分の想定と逆に振れた時は「しばらく寝かせてスワップポイント狙い作戦」を実践していることを紹介しました。

sakeryman.hatenablog.com

 

今回は、スワップポイントが狙える通貨ペア」について、自分の考えをご紹介したいと思います。

 

目次

 

〇基本は先進国同士の通貨ペアを狙う

スワップポイントは、2か国間での金利差があることにより、もらえるお金です。

例えば、日本より金利の高いアメリカ、イギリス、オーストラリアの通貨を円で買うポジションを持つことにより、日々お金が入ってきます。

 

例えば、2022.9現在、米ドルを円で1万通貨単位で買うと、証券会社によりますが、日々80円台のお金が入ってきます。

 

ただし、円が現在歴史的安値水準ですので、「これ以上円安が進むか?」というと難しいところです。ドルを買ったとたんに円高に振れてしまうと、たとえスワップポイントが入ってくるとはいえ大きな含み損を抱えるリスクが出てきます。

 

そうした時には、他の先進国同士の通貨ペアを検討します。

例えば、2022年現在、長期的にみると安値水準であるポンドをユーロで買ったり、スイスフランで米ドルを買うような取引です。

 

先進国同士の通貨ペアなら、どちらかが安くなったり高くなったりの波を10年くらいの単位で繰り返す傾向がありますので、新興国通過に比べれば比較的安心して取引できます。

(確実に利益が出るわけではありません。投資は自己責任でお願いします!)

 

新興国通過は高スワップだが・・・

トルコリラ南アフリカランド、メキシコペソといった新興国通過もFXではよく取引されています。

 

これら新興国通貨は高金利(国の信用が乏しいため)である点が一見魅力的に見えますので、ついつい買ってしまいがちです。ええ、私もトルコリラを買った過去があります。

 

しかし、考えてみれば当然ですが、新興国通貨は先進国通貨に比べて非常に不安定な値動きをします。

トルコは急激なインフレや政治の混乱に悩まされ、通貨リラが暴落・・といったこともしばしばです。

 

また、いったん下落した相場が元通りに戻る可能性も先進国通貨に比べると非常に低いです。そうなると損切りするしか方法がなくなる可能性があります。

 

〇結論

私見になりますが、FXは先進国通貨同士の取引を基本とすることをお勧めします。

新興国通貨に手を出した場合は、その国の政治・経済の情勢に十分注意をする必要があるかと思います。

 

FX証券口座開設を検討されている方は、以下もご参考になさってください。

sakeryman.hatenablog.com

 

無料の教材請求をしてみるのもお勧めです!

 

投資素人が独学でFXの利益を出した方法 ~証券会社の選定編~

前回の記事では、大まかな私のFX投資スタイルをご紹介しました。

 

今回は、FXを行う上で重要な要素となる、「どの証券会社に口座を開設するか」について、自分の考えをご紹介したいと思います。

 

参考までに私は現時点で、DMM.com証券、松井証券、GMOクリック証券、LIONFXの4社の口座を開設して取引を行っています。

 

目次

 

〇選定基準① スワップポイントの高さ

前回の記事でお伝えした通り、私は自分の読み間違いにより相場が逆に振れた場合は、しばらく寝かせておき、スワップポイントでコツコツ稼ぐ作戦に移行しています。

このため、スワップポイントが高い会社を選ぶことが重要になってきます。

 

ご参考までに私が口座を持っている4社のスワップポイントは以下の通りです。(2022.9.19現在)

 

米ドル/円 買スワップ

DMM:87円

松井:89円

GMO:87円

LION:16円

 

ここでは、松井証券が一番有利という結果となりました。

ただし、スワップポイントは日々変わるものですし、通貨ペアによっても会社の得意・不得意があります。

最新の情報と、ご自身が取引しようとしている通貨ペアで一番有利な会社を選択することが必要です。

 

〇選定基準② スプレッドの狭さ

FX取引を行う場合、売値と買値には価格差があります。

証券会社としては、高く売って安く買うことによって、その価格差が利益の源泉となるのです。

 

ユーザー側としては、当然この価格差が少ない方が差益を出しやすく有利になりますので、スプレッドの狭い会社を選ぶことも大事になります。

 

ご参考までに私が口座を持っている4社のスプレッドは以下の通りです。(2022.9.15現在)

 

米ドル/円

DMM:0.2銭

松井:0.2銭

GMO:0.2銭

LION:0.2銭

 

競争の激しい米ドル/円の通貨ペアではどの会社でも0.2銭となっています。

これに対して、例えば高金利通貨の英ポンド/円では以下のように差が生じてきます。

 

英ポンド/円

DMM:0.9銭

松井:1.1銭

GMO:1.0銭

LION:1.0銭

 

DMM.com証券が一番条件が良いということが分かります。

 

わずか0.1銭と思われるかもしれませんが、1万通貨単位以上で取引するFXの世界においては、この差は無視できないものです。

 

〇選定基準③ 操作性

はっきり言って操作性はご自身の好みによるので、まずはいろいろ口座開設をして、各社のアプリで取引を実施してみることをお勧めします。

この点については、百聞は一見に如かずです。

 

参考までに私見を述べますと、GMOやDMMがシンプルで初心者には操作しやすいかと思います。

 

〇選定基準④ 口座開設キャンペーンの有無

現在、証券会社は口座獲得競争がし烈で、口座を開設して一定量の取引をするとキャッシュバックがあるキャンペーンが開催されている場合があります。

本筋とは違うかもしれませんが、口座開設のタイミングでキャンペーンを行っているようでしたら、その会社も候補に入れると良いでしょう。

 

〇結論

以上を踏まえたオススメの証券会社はズバリDMM.com証券です。

 

スワップポイントでは松井証券が有利な場合もありますが、DMMも業界最高水準であることに変わりはありません。

また、スプレッドの狭さも最高水準、アプリの操作性も良く口座開設もスマホマイナンバーカードさえあれば簡単に行うことができます。

 

新興の会社かもしれませんが、その分口座獲得に力を入れていると思われ、サービスレベルは高いと考えています。

まずは、口座開設して取引を試してみてください!

 

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投資素人が独学で200万円稼ぐ FX投資の体験談

こんにちは。
今回は、私が約10年前から独学で実践している、FX投資の体験談についてお伝えします。

目次

〇自分のこと

タイトルの通り私は投資に関しては初心者です。

FX投資に興味を持ったのは、今から約10年前、2012年ごろに始まったいわゆるアベノミクスがきっかけです。

大胆な金融緩和を行うことについて、当時の最高権力者が明言したわけですから、「円安になるに違いない」という半ば確信があったことがFXという比較的リスクの大きい投資法を実践する後押しとなりました。

しかも当時の円相場は1ドル70円台でしたから、かなり自信をもってドル買のポジションを維持することができたのが大きいです。

ドル・円取引から始め、トルコリラ、メキシコペソなどの新興国通過や、ユーロ・豪ドル・英ポンドなどの他の先進国通貨の取引にも手を出してきました。

時には失敗もしつつ、約10年経った今、FXでのトータルリターンは約200万円ほどになっています。(その他、株式投資等含めると500万円)

いわゆる億り人には程遠いですし、自分の目標である月10万円のリターンにもまだまだな状態ですが、そう甘い世界でもないのでこれからも修行をする所存でおります。

FIREやアーリーリタイアをするためには30、40歳台で1.5億円~2億円の財産形成が必要と言われています。

その域に達することができる人は世の中そうそう居ないと思います。
しかし、数百万円規模の財産を持つことで、自分の退職年齢を1年でも2年でも早めることはできるかもしれません。

私の投資スタンスはそういう前提で、火傷しない程度、でも生活を少しでも裕福にしたい、を目的にしています。

以下、同じような考え方の皆様のご参考になればと思い、私の体験記をお伝えします。

ただし、あくまでご参考ですので、この方法で利益が出ることは保証はできません。
当然のことではありますが、投資はあくまでも自己責任でお願いします!

〇証券会社の口座開設

FX取引をするためには、一にも二にもまず証券会社の口座開設が必須です。
ネット証券が取引手数料も安くて良いと思います。

最近は、スマホさえあれば5分程度で口座開設の申込みができてしまうので、窓口に赴くどころか郵便のやり取りも不要なようです。

大手で名前の知られている以下のような証券会社だと安心ですね。
後で出てくるスワップポイント等も業界最高水準で良いです。
証券会社の選定について、詳しくはこちら
投資素人が独学でFXで利益を出した方法 ~証券会社の選定編~ - SAKEリーマンの節約・財テク術


DMM.com証券会社の口座開設


↓口座開設の流れはこのような感じです。
www.youtube.com


松井証券の口座開設
少額で始めるなら松井証券がオススメです。


100円から始められます!

〇証拠金入金

口座開設ができたら取引する前に証拠金を口座に入金します。
入金方法は、証券会社によりますが、指定の銀行口座を登録したり、通常の振り込みで指定口座に入金する方法等を選べる会社が多いようです。

まずは5万円~10万円程度の少額から試してみて、慣れてきたら徐々に増やしてみるのも良いでしょう。

なお、間違っても生活資金を使ってはいけません。最悪の最悪の事態を想定して、ここに入れた証拠金が全額無くなっても諦められる額を入金します。


〇自分の投資ルールを作る

証拠金を入金したら取引可能な状態になります。

実際に取引するには最低限以下の内容を決めておきます。
自分なりの投資ルールです。

①通貨ペア
円でドルを買う、ユーロを買う等、色々選べます。

なお、ドルでユーロを買うといった、自分が持っていない通貨の取引も可能です。

②狙うのはキャピタルゲインインカムゲイン

キャピタルゲインというのは、購入価格と売却価格の差によって発生する収益のことです。

例えば、1ドル100円の時に1万ドル買ったとして、1ドル101円になった時に売れば、1万円の利益が出ます。
これがキャピタルゲインです。

一方、2022年8月現在、日米の市中金利には大きな開きがあり、圧倒的にアメリカの方が金利が高い状況です。

こういった場合に1万ドルの買い注文が成立すると、そのポジションを維持している限り(売らない限り)、スワップポイントというお金が基本的に毎日発生して懐に入ります。

スワップポイントは証券会社により異なりますが、先ほど挙げたDMM.com証券の場合、2022/8/15現在、買81円、売−84円となっています。(業界最高水準なのでオススメです!)

つまり、金利の高いドルを持っているだけで毎日1万ドルあたり81円の収益があがり、逆にドルで円を買っていた(FXではそういう取引もできます)場合は、毎日証拠金が84円ずつ目減りし、損失となるのです。

1日80円程度でも1年間では3万円程度になりますので、インカムゲインも馬鹿になりません。

③いつ買っていつ売るか

これが一番重要ですね。

キャピタルゲイン狙いの場合、1万ドルで1円為替変動があれば大体1万円の損益になります。

1万円ずつ収益を確定させていくのか、もっとこまめに数百円、数千円ずつ収益にしていくのか・・

逆に狙いが外れて相場が逆に動き、評価損が発生した場合、どのくらいまで耐えるか、どこかで損切り(損失確定)させるのか・・

予め決めておかないと、いざ相場が動いたときに「どうしよう、どうしよう」となって、売り時を逃してしまいます。

また、想定と逆の値動きになったときに損切りの判断が遅れると、ロスカットの発動により証拠金全てを失うことにも繋がりかねません。←FX取引における最悪の事態です。

狙い通りになった場合はもちろん、逆に振れたときの方針も決めておくのが良いです。

〇私の投資ルール

では、私はどのようなルールに基づいて10年間で約200万円(FXにしては控え目・・)のリターンを得るに至ったかをご紹介します。

①通貨ペア
冒頭の通り、私は約10年前の超円高水準かつ今後日銀の大規模な量的緩和政策が取られることを見越し、長期(10年単位)的にも、短期(数日単位)的にも円安ドル高になることを想定してFX投資を始めた経緯があります。

なので基本的には、「10年スパンで見てその通貨が安値圏であれば買い、逆なら売り」の候補として通貨ペアを色々見比べています。

ドル円以外では、豪ドル、NZドル、カナダドル、英ポンドなども数年前までは安値圏(円に対して)であったことから、積極的に買って今では全て売り抜けています。
最近はどの通貨も安値とは言えない水準になったので買い控えています。
→円ではなく外国通貨同士の通貨ペアをチョイス


キャピタルゲインインカムゲイン

これは基本的にキャピタルゲイン狙いで運用しています。
というより、FXを始めた当初はスワップポイントが何なのか分かっていませんでした。(汗)

初めて投資利益が20万円を超えて確定申告をする際に出した証券会社の損益報告書に「スワップポイント 益」とかいてあって「何これ?」となって調べてようやく知りました。

ただ、今では別の意味でスワップポイントも重視しています。それは後述します。


③いつ買っていつ売るか

これが一番重要で難しいです・・

上記の通り基本的に今が長期的に見て安値圏と思っている通貨なら買い(逆なら売り)の注文を出すのですが、ロウソクチャートを見ながら時間単位、分単位等の短期でも自分の動いてほしい動きになっていることも見定めてスマホの注文ボタンを押します。

ここは正直勘です。ハイ。

ただ、買い注文から入るときは短期相場が上がり始めていることを確認して注文、売り注文から入るときは逆に下がり始めていることを確認して注文するよう心がけています。

というのは、上がり始めている相場の途中でその流れに乗る。
そして、上昇基調が終わらないうちに売ってその流れから降りる。(逆もまた然り)ということが儲けの鉄則だと理解しているからです。


そして、いつ売るか。
FXを始めた当初は1取引1万円ずつの収益を目標にしていましたが、最近ではもう少しこまめ(1000円程度)に取引しています。

本当はもう少しこまめ(500円程度)にやって、たくさん取引した方が儲けられる気がするのですが、いかんせんFXは平日しか取引できません。

会社員にとって、通勤電車、昼休み、帰宅後くらいしかFXに時間を割けないなか、あまりこまめに決済額を設定すると一瞬で決済(早ければ数秒)となって、次の取引を始めるまでの間、証拠金を遊ばせる時間が増えてしまいます。

そのあたりは、皆さんご自身がどのくらいの頻度でFX取引と向き合えるかによって決めていけるのではないかと思います。

他にも色々有るのですが、大まかには上記が私の取引ルールです。(たまに破ってしまうけど・・)
私のルールですので、皆さんがこの通りにする必要は全くありませんが、ご参考までに。

なお、自分の投資ルールを作るといっても、まったく知識が無いと途方に暮れると思います。

そんな時、私も教材を読んだりセミナーには参加したことがありますが、無料のものに限って利用していました。
お金を稼ぐためにお金を使うのが怖くて独学で勉強するときもネット情報か無料セミナーを利用していました・・

↓このように無料でダウンロードできる教材や無料セミナーもあるので、活用できるものは活用してみるのがおすすめです。




〇うまくいかないときの心の持ち方

さて、私の取引ルールも紹介しましたが、当然ながらうまくいかないときもありました。

予想とは逆の方向に相場が動き、含み損を抱えた状態に陥ることがしばしばあります。

ここで、デイトレーダークラスにFX取引をする猛者なら、含み損が大きくなる前にすぐさま損切りして次の取引に移行するのがセオリーです。無料セミナーの講師もそう言っていました。

しかし、前述の通り私は会社員であって、平日いつでも相場の動きを注視して、損切りして、臨機に次の取引に移行することができません。

そういった取引の制約も踏まえた最後のマイルールがこれです。

「うまく行かないときは、しばらく寝かせてスワップポイント狙い作戦に切り替え」を実践しています。

前述の通り、私は基本的にはキャピタルゲイン狙いで取引を始めることにしていますが、相場が逆に振れた際は、そのままポジションを維持してスワップポイント狙いに移行できるよう、金利通貨の買いとなるような通貨ペアを選んでいます。

最近では、米ドル、英ポンドなどが高金利、逆に円、ユーロ、スイスフランなどが低金利通貨ですので、例えばユーロでポンドを買ったり、スイスフランで米ドルを買う取引をしています。

これによって、短期的に含み損を抱えるときがあっても、「まあ、チビチビとスワップポイントの入金があるし、いつか相場が持ち直すのを待とう」と心に余裕を持って放置しておくことができるのです。

放置となると、その間証拠金が拘束されたままとなりますので、次の取引に移行できなくなります。
※厳密にはできるけど、証拠金に余裕がなくなるので、ロスカットのリスクが高まる。

結果的にチビチビのスワップポイントしか収益が無い期間が発生し、ただ大きな損失は抑えられているので、その結果が10年間のトータルリターン+200万円という、FXにしては控えめな成績となっているのです。

私の投資方法が必ずしも正しいわけではないのですが、ご参考になさってください。

私の経験が皆様の良い投資ライフの一助となりましたら幸いです!